ピアノ 聞こえた 指が 見える
白と 黒の 上を

メロディ そこから 全て 始まる
息を 呑んで その場 立ちすくむ
誰も いない そんな 気持ち
消えた みんな 水色

雪の降る季節にそれはよく似てる
やわらかに落ちてくる 目をつむったように

原っぱ 寝てる 青い 蝶々
名前 つけた バベル ひびきで
羽の 音で 空気 揺れた
心 軽く あたたかく

花の咲く季節にそれはよく似てる
そしてあの娘は言う 春が来たねって

メロディ そこから いつも 始まる
息を するの 忘れて しまう
雲の すきま 抜けた ひかり
時には カミナリ 踊るよ 嬉しくて

雪の降る季節にそれはよく似てる
やわらかに落ちてくる 目をつむったように
花の咲く季節にそれはよく似てる
そしてあの娘は言う 春が来たねって

ピアノ 聞こえた 指が 見える
白と 黒の 上を


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