肌に感じ始める破滅のバイオリズム
白いキャンバスに書きなぐった記録

羽の裂けた天使が立っている
途方に暮れながら
派手に焼けた街を眺める
まばたき出来ずに

肩を抱き寄せあう弱者のヒューマニズム
歴史の芸術が皮肉に彩る

裸で炎に包まれた 黒焦げの恋人は
激しく愛を叫んだ後 灰になっていった

幻想の自由ですら持て余す時代の君へ
「終わりはきっとすぐそこに」
喧騒に掻き消された僕のメッセージは
君に伝わらないで風になる

燃え盛る感情の糸が切れそうなんだ
早く君にこの思い伝えなきゃ Ah
罪に染まったこの身体も朽ちていくんだ
押さえきれない衝動を震えている君の眼球へ

知覚を麻痺させる虐殺のメカニズム
餌食になるのは夢見るフェミニスト

はかなげに響く鎮魂歌虚しく空回る
重なり合って死臭漂わせ 土に溶けていった

幻想の愛情ですら持て余す時代の君へ
「それは何も救わない」
喧騒に掻き消された僕のメッセージは君に
伝わらないで風になる

燃え盛る感情の糸が切れそうなんだ
早く君に何もかも伝えなきゃ Ah
罪に染まったこの身体も朽ちていくんだ
君の住む世界がこのキャンバスに描き出されて


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