己龍/灯

秋雨葬送

己龍


word: 酒井参輝 music: 酒井参輝

『灯』収録

  
        

物憂げな琥珀の装い 灰色の空
しとしと唄い奏でるソレは私の心
指切りの唄が途切れて消え入る刹那
「いちぬけ」ぽつり…その一言を置き去りにして

思い出は優しさだけを心に残してしまう
私をアノ日に幾度となく還す…

掌合わせ偲んだのは愛 烟る別れ日 秋雨葬送
突き刺さるのは幾千の愛 涙揺蕩う 秋雨葬送

ただ穏やかに眠る貴方が
思い出を抱き浮かんで消える
小さく震える私がそこから見えますか…?

物憂げな琥珀の装い 灰色の空
しとしと唄い奏でるソレは私の心
指切りの唄を一人で紡ぐ私を
声にならない冷たいソレが彩るばかり

思い出は優しさだけを心に残してしまう
私はアノ日から動けないままで…

掌合わせ偲んだのは愛 烟る別れ日 秋雨葬送
突き刺さるのは幾千の愛 涙揺蕩う 秋雨葬送

ただ穏やかに眠る貴方が
思い出を抱き浮かんで消える
小さく震える私がそこから見えますか…?

思い出は優しさだけを心に残してしまう
私をアノ日に幾度となく還す…

私の代わりに泣いた秋の空
流れる「さよなら」の欠片

掌合わせ偲んだのは愛 烟る別れ日 秋雨葬送
突き刺さるのは幾千の愛 涙揺蕩う 秋雨葬送

ただ穏やかに眠る貴方が
思い出を抱き浮かんで消える
小さく震える私がそこから見えますか…?

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