「手垢のひとつもついていない眩いばかりのアゲハ達と
楽しそうに踊る愛しの貴方。
その姿を指咥えて眺めることしかできない私は
蜘蛛の素顔を隠しそっと影を潜めてその時を待つ」

今夜も罠を仕掛け
アゲハの羽を毟り
「彼は私のもの」
だと息の根を止めた

二度とないチャンスに
思わず笑みが零れ
浮かれた私を
包むタバコの煙

“Neo sick A SPIDER”
“grasping A SHADOW”

声をあげて
乱れるから
離さないで
救い様のない私を

何度だって
イカせるから
見捨てないで
貴方しかもう見えないの

「手垢のひとつもついていない眩いばかりのアゲハ達と
楽しそうに踊る愛しの貴方。
その姿を指咥えて眺めることしかできない私は
蜘蛛の素顔を隠し貴方をものにする」

羽の無い私は
蜘蛛のように惨めで
貴方に愛されず
孤独を身に纏った

“Neo sick A SPIDER”
“grasping A SHADOW”

声をあげて
乱れるから
離さないで
救い様のない私を

何度だって
イカせるから
気が飛ぶほど
その腰を動かしてよ

貴方だけにイカされて
貴方だけに汚されて
貴方だけに壊されて
蜜の味を覚えていく

“grasping A SHADOW”
“Neo sick A SPIDER”

受け止めてよ
赤く染まる熱き想いを

“grasping A SHADOW”

赤く染まる熱き想いを…

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