誓うよ
永久に奏でるから
コトノハの銀河に紛れぬように
心にあるから

気づけば
いつも傍にあって
不感症な僕を揺らすんだ

小さめの匣に押し込んだ
ただ進む砂時計を見つめるだけ
短い針はゼロを指した

深い海の中
二人を照らす月と太陽が消える前に
伝えないと

誓うよ
ここで奏でるから
コトノハの銀河に紛れぬように
またもがいてみるよ

無数の中
さ迷い負った僕らはゼロになった
音逹は目覚めを待つ
その時まで

雨は止んで
雲は去って
星が降って
夜になって
砂時計は戻すことなく
ヒナは今日も夢を見る

花が咲いて
鳥が鳴いて
風が吹いて
月に照らされ
ここに来たよ

誓うよ永久に壊れぬように
星屑紡いだ夜空に泣いたあの夜も
無駄じゃないから 最後に刻んどくよ

「ここに書いた物語の終わりよ、
ずっと来ないままで…」

最後の章はずっといらないよ
君と二人作り出すエピローグ

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