こんなに狭い部屋だけど
いろんな思い出が
君を泣かせた分だけ
溢れてくるんだ…

街は2月色の風の匂いに包まれて
肩をまるめ歩く僕は
降り出した雪に手をのばした

少し昔の事僕は泣き虫な子供で
自分を見つけた頃から
友達と君は僕のプライドだった

いつものように家を出て
一つ目の角を右に
歩き慣れていた道で
思わず溢れ出した涙

こんなに狭い部屋だけど
いろんな思い出が
君を泣かせた分だけ
溢れてくるんだ…

強がりは君譲りで
ケンカばかりしたけど
その後で二人
笑いあえた瞬間が好きだった

声が震えているのは
悲しいからとかじゃなくて…

いつものように家を出て
一つ目の角を右に
歩き慣れていた道で
思わず溢れ出した涙

こんなに狭い部屋だけど
いろんな思い出が
君を泣かせた分だけ
溢れてくるんだ…

泣き虫は君譲りで
本当は弱いんだけど
自分の足で歩いてゆく
勇気をくれたのも君で

目覚めは君の声と
テレビと犬の声と
みんなの笑いあう声と
あわただしい時間と…


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