最果てに身を沈めた 夕陽の足跡を数えて
燃え尽きたか弱き火は もうじき 星屑になるのさ

穴の開いたその体を 地べたに寝かしつけて

嬉し悲しき 共にあり 忘れ難きをまた灯し
嵐の中 自ずと望んだ この場所に
涙と雨の 涙と雨の 祝福を

春の陽が包み込んだ 幼い日の心に
どこかしら似ているような 気がした 眠りの中で

この嵐が過ぎる頃に ふたたび目を覚まして

咲いて散りゆく花となり 夢と現を抱きすくめて
嵐の中 自ずと望んだ この場所に
涙と雨の 涙と雨の 祝福を

闇を切り裂いた稲光 喜びを打ち鳴らすかのように
俺は運命の渦の中に 呑まれながら 全てを受け入れる為に

嬉し悲しき 共にあり 忘れ難きをまた灯し
嵐の中 自ずと望んだ この場所に
涙と雨の 涙と雨の 祝福を
咲いて散りゆく花となり 夢と現を抱きすくめて
嵐の中 自ずと望んだ この場所に
涙と雨の 涙と雨の 祝福を


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