君もどこかで笑ってるかな
一緒にいたあの頃を覚えてるのかな
季節はめぐり想いを馳せる
やさしく春を告げる桜の便り

これが最後の恋なんて浮かれては泣いてた
純粋無垢な少女はおとぎ話と共に消えた
出会った頃はまだ明日から目を伏せていた
求めるばかりでさ 与えることなんてなかった

どうしてキミはいつでも笑顔絶やさずに
キミの気持ちも解らずに時を重ねた

春霞たち 淡く名残り雪
梅雨寒し 肌を寄せ合いながら
溢れ出しそうな 胸が苦しい
初めての気持ち

想いをちりばめた手紙はまだ持ってますか?
無邪気に書いていた約束は果たせなかったね

あれから幾つかの恋をして今君を
思い出すのは特別な恋だったから?

木犀の香 添えた帰り道
凍星 白く吐息染めながら
縮まる距離が 急かした言葉
口づけに溶けて

春霞たち 淡く名残り雪
梅雨寒し 肌を寄せ合いながら
溢れ出しそうな 胸が苦しい
初めての気持ち

君もどこかで笑ってるかな
一緒にいたあの頃を覚えてるのかな
季節はめぐり想いを馳せる
やさしく春を告げる桜の便り

カスミザクラ咲くこの並木道
あの日のように一人歩き出す
大人になって懐かしむような
惜別の式


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