おはよう世界

悲しくて眠れない夜も
朝陽が昇ればすぐに忘れてる
わかったんだそれは弱かった
自分が膨らませた小さな悩みだった

小鳥達の声で目を覚ます太陽
光が指して確かな答えを教えてくれる

小さな花開いた明け方の小道
誇れる事は一つも無いけど
諦めかけてきたこんな世界でも
少しだけ好きになれた気がしたんだ

楽しくて笑っていた日々も
大人になる度、薄れていってしまった
時が経っていつしか僕等も
消えてしまうんだろう　忘れられるんだろう

だからそんな最終日は　花束を添えて
微笑んで泣けるあなたといたい　そしてこう言うのだろう『おはよう』

朝日が見えなくて泣き疲れた日も
一人死んでしまいたくなった日も
皮肉にも世界は見放す事なく
優しい　朝陽が迎えに来てくれるから

小さな花開いた明け方の小道
誇れる事は一つも無いけど
確かな事それは繰り返す日々で
見つけた　幸せがここにある事