タマシイを飲まれていくのが分かる
このカラダは貴方のために
誂えたようなカタマリ
ソラでも思い出せるでしょ?
頭のナカよリ精密で
心臓より素直でタンジュン

「ネエ、昨日は何度思い出してくれた?」
答えもなくまた去るアナタは
ウツロな仕草で飛び立つ
ジカンという音のない雑踏へ
都会の朝ヨリ空虚で
水面よりまっすぐでドンヨク

細胞がマネく貴方は
あたしの五カンを魅了し
カザらない月より紳士で
草木よリココロが見えない
雲間に貴方のカゲを
見ているコドクが好きです
キレイネ、まるであなたの
眼ノイロニ、ニテイル夜空


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