碧い空に開かれたコンテスト
僕と君だけ
我を画に代えて描く
優越を競って
過信と愚直な願いを描く

虹vs飛行機雲
混ざり合うことのない
自己顕示は鈍色

「僕は空に橋を架けれるんだ」七色のうぬぼれ
「僕は縦横無尽に白い綿の絵を描けんだ」自由奔放捨て台詞

虹vs飛行機雲
混ざり合うことのない
いびつな願望レースが

空を見上げる孤独な少年の胸を射抜いて
心のドア開けたんだ

「競い合いに疲れたよ」
飛行機雲がやがて 虹の上走り出した

それは夢の様なレインボースケッチ
少年の孤独を消し去った、忘れられない碧い空


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