震える唇を噛んで 話を切り出した私
いつでも優しいアナタの「優しさ」が切なかった日
決して裕福では無いけれど 毎日が幸せでした
けれど いつしか その視線の先は私じゃ無くなっていたね
気付かないフリなんて いくらでも出来たけれど
微笑む顔が無理している様に見えたの
嘘をつくのがヘタね 昔からずっとそうだった
前髪をいじる仕草が 妙に 可愛くて
涙をこらえながら 強い女 演じて見せた
本当は狂いそうな自分 隠しながら━━━
明日の今頃はきっと━━━ この部屋を この街を 出る頃かしら?
想い出ならば数えきれない程あったのに
私の荷物はダンボール2箱分で━━━
同じ小さな部屋で 春夏秋冬を共にしてた
あの頃が今は夢の様に思えて
この部屋に残っていた煙草の香りも消えていた
「アナタ」はこのフィルムの中だけになった
アナタの中から きっと 私は消えてしまうでしょう
それでもいいと 今は思えるから
枝分かれのその先に 花が咲き 種をつけるでしょう
アナタの背中を 見ているだけでいい━━━
時折 吹く北風が 季節の終わりを告げていた
吐息混じりの言葉は 白く濁った
私宛ての手紙には「ありがとう」とだけ書かれてた
お礼を言うのは私の方なのに━━━
歌詞リンクURL ⇒
※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。
from end.へのコメント
まだコメントはありません
ROCK LYRICをフォローする!
フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。