あの日見上げた空に 色彩硝子の様な 君を見た
白い繭の隙間から 届く様に 手を延べた

目線に広がる 世界を見下ろし 広げた両翅に鱗を湛え
空の中へ 風の上へ 離れてゆく この言の葉は届かずに

──〔 〕──

長い眠りの果てに 憧れた翅を得た
ずっと信じていたよ 神様がいる事を

いつしか光は その目を蝕む
広がる世界に 色彩は無くて
深く深く沈んでゆく その身体は自由さえも奪われてゆく

吐いて 喘いでは それでも君を探すの
足掻いて叫んでは それでも空を見上げる
届く様に…

僅かに触れた 微かな温もり
痛んだその翅で それを渇望め
君の元へ 君の傍へ
けれど それは幻だと気付かずに

採は滲んでゆく 音も無く朱に沈んでゆく
灰に変化ってゆく 君はそれを嘲笑う
泣いても喘いでも 翅は焼かれ塵に成る
凪いて笑っては 彼の空から唾を吐く
その目は冷たく 見下す様に

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