遮るモノの無い 青空に 描かれた 白い道標を
見上げていた あの頃
きっと私が これから 歩む 道を見守ってくれたんだね
「ありがとう」なんて ガラじゃないけれど

背伸びをしたけれど まだ 届きそうにない 花を
触れる事の出来ない 太陽に重ねてた 少女

たしか「あの子」を見送った日も こんなふうに雨がちらついて
私をただ 見つめていた
きっと私が忘れた涙を 代わりに流してくれてたんだね
「ありがとう」なんて ガラじゃないけれど

螺旋虫の轍に写り込んだ 日差しが彩(いろ)を変えてゆく
逃げ水に追いついて覗き込んだ私 歪む心臓

そう いつの日も すぐ傍に在(あ)った 空に向かう花

南からの風と 無邪気な子供達が 走り抜けてゆく
振り返れば どこかで 見た事のある 顔が笑う

そう 見渡せば いつもと同じ 笑顔をたたえて
そう いつの日も すぐ傍に在った 空を仰ぐ花

気付かないうちに大人に成って 頭の中で詰め込んでいった
理由(ワケ)解かんない 数式 消去(わす)れて
この風景(けしき)を目に 焼き付けよう

このまま白昼夢の真ん中で
心地よい 眩暈に 溺れていたい
モザイクの掛かった この道を
その花束抱えて 歩き出した
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