下を向いて歩く僕を笑っている様に見えた
僕の好きな花の名前を付けた 似合ってるでしょ? 君に

行き交う群衆の雑音(こえ)が 痛くて 耳を塞いでた 僕
打ち据えられた 傷跡に雨と涙が混ざり 沁みる
君以外には 強がって取り繕った表情見せた

その碧い瞳は 僕を見透かしている

僕も君も好きだった 雨降りの日は優しいから
雨宿りと理由(わけ)を付けて 少しでも君と長く居られるから

路上を赤く染めていた 君の血が雨で滲んでゆく
冷たくなった君を抱く お別れも出来なかった

今もその瞳は 僕を見透かしている

忘れないよ 君の事 大好きな黒猫Daisy
いつまででも いつまででも 傍りに居て欲しかった

サヨナラは言わないよ いつかまた逢えるハズだから
その日までは その日までは ゆっくり オヤスミ?
僕の Daisy

-晴れの日も好きになったよ 僕
君の瞳と同じ色をしてるから-

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