「君を悲しませることが 全て消えてしまいますように」
あの日僕が告げた言葉 今も胸を締め付けてる

捕らわれてるこの世界で 一つの影が光に見えた
五月の雨が軽くなって 優しく明日を照らしていた

笑顔の意味を見失って 行き場所がなく思えたあの日
君のぬくもり求めました 僕らは時間を止めてました

いずれ来る様な気がしていたけど 気づかぬふりして寂しさ埋めた
うつむいたままの君の足元 「サヨナラ」表す雫が落ちるまで

「君を悲しませることが 全て消えてしまいますように」
あの日僕が告げた言葉 今も胸を締め付けてる

街並み一人歩く度に似ている人を見つけてしまう
笑い声さえ迫るほどに失うものの重さを知る

消えた言葉と生まれた思いが僕の心を埋めるけれど
白と黒とが分かりにくくなる 険しく明日を揺らしてしまってる

今も迫る未来の途中 雪が解けて緑が宿る
森の中で眠れるまで 胸のモヤは消えないだろう

涙の訳と出会えた奇跡が 強さと弱さを教えてくれたんだ

「君を悲しませることが 全て消えてしまいますように」
あの日僕が告げた言葉 今も胸を締め付けてる
いつも笑いかけてくれた 君の中に残る寂しさ
今日は消えていてほしいと 僕はそれだけ祈っている
そして明日を進んでいく

捕らわれてるこの世界で


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