Moran/jen:ga

薔薇色の地獄

Moran


word: Hitomi music: Soan

『jen:ga』収録

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  • 昏睡と覚醒を 繰り返してる君に
    顔を埋め流し込んだ 「シ」がリアルさを帯びる

    催促が行き過ぎて 過呼吸気味の肺に
    名前を呼ばせてみたくなっても 喉笛を鳴らすばかり

    移ろうものに怯えては 不協和音が嵩む
    二人で覗く地の底ならさ 薔薇色にも見える

    目がくらむような恋心 足元に長い影を宿し
    それすらも気付かせない程眩しく いつしか視力を失くす
    舌を当てその胸元の 深くまで根を下ろすから
    君の中にだけ生きている意味を 途切れず伝えて欲しい

    移ろうものに怯えては 不協和音が嵩む
    二人這いずる地の底なんて 甘い夢に思える

    償いのような恋心 たった一つの未来も差し出し
    何もかもから許されたいと願う そうして、自我をも絶てる
    舌を当てその胸元の 深くまで根を下ろすから
    君の中にだけ生かされる意味を 途切れず伝えて欲しい

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