Moran/目下の泥濘

痕跡とキャンバス

Moran


word: Hitomi music: Soan

『目下の泥濘』収録

  • 0
  • 0
  • 朽ちかけた空 指すように

    不揃いの針が止まったら

    窓を開け誰かに声かけて


    果物籠に揺られて

    眠る猫を描いた絵を

    壁から外し渡そう


    好きだった絵を飾っていた場所に 不自然な程に白く 焼きついた跡

    これがそう、今の僕に 似合う 真っ白な絵だった


    密やかな思い出だけ 汚さずに 失くさぬ様に

    遠い声、目を閉じて 暴かずに 追わない様に


    避けてた路地を 歩いても

    もう涙は零れないだろう

    爪先に血が通った


    足跡を包み隠してくような 悲しくなる程白く 降り積もる雪

    これがそう、今の僕を 変える 必要な色だった


    胸に残る言葉だけ 零さずに 失くさぬ様に

    遠い声、目を閉じて 暴かずに 追わない様に


    限りの無い色を 胸に浮かべ 描き出す 最果ての汽笛の音色さえ


    包み隠してくような 悲しくなる程白く 降り積もる雪

    これがそう、今の僕を 変える 必要な色だった


    胸を打つ 言葉だけ 零さずに 失くさぬ様に

    遠い声、目を閉じて 暴かずに 追わない様に


    密やかな思い出だけ 汚さずに 失くさぬ様に

    遠い声、目を閉じて 暴かずに 追わない様に

     ROCK LYRICをフォローする!

    フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

    歌詞リンクURL  ⇒

    ※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

       目下の泥濘へのコメント

    まだコメントはありません
      歌詞閲覧履歴