薄揺れる大地に膝を抱えて俯いて
叶わぬ願いを そっと
暖めるように微笑む

清かに震える穂の先

今も尚 
待ち人を暈けて
夢現に隠しては妨げて
届かない場所へと運ぶ

暮れてゆく夕刻に
背を向けて歩むれば
静かに伝う雫を
拭う姿さえも枯れて

微かに触れる煙に

今も尚 
待ち人を暈けて
夢現に霞んでは遠ざけて
届かない場所へと運ぶ

風よ 雲よ
あの人 何処

今も尚 
待ち人は戻っては来ないまま
陽は昇り 
陽は沈み
歳月は流れて
明けて 
暮れて 
待ち続け
離れても想いを

暮れて 
明けて
また暮れて
離れても想いは募る

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