旅の手帖にきみの名前も書き込んでポケットに忍ばせる
いつかはきっと知らない場所で きみのこと思い出すだろう

ぼくはすぐに汽車になって煙を吐いて走り去る
公園から裏通りへ 表通りで恋をする

旅の日はいつもそんなものだろう 簡単な色のように
そして陽の当たる丘の木陰では今日もぼんやりと夢を見るだれかが

旅の手帖にきみの名前も書き込んでポケットに忍ばせる
いつかはきっと知らない場所で きみのこと思い出すだろう

だれかはずっと上機嫌で だれかはもっと悲しそうな顔

旅の日はいつもそんなものだろう 簡単な色のように
そして陽の当たる丘の木陰では今日もぼんやりと夢を見るだれかが


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