耳元に きみの声 夕暮れ
立ち止まる 西を背に 長いぼく
揺れている 秋の葉が ひとひら
長い夜の 始まりを 告げるよ

ぼくの涙はまだ止まらない
きみのせいかな

歩き出す 左から 明日へ

ぼくの涙はまだ止まらない
きみのせいだよ
夢の続きはまだ終わらない
きみのせいだよ

触れた指のあたたかさに覚めない夢を見ていた
夜が来るよりも少し早くきみの元へ帰るよ

冷えた指をあたためたら西の空に浮かぶ明星
照らすのはぼくがきみを想うこと
それだけでココにいる

寂しくて 泣いていた あの日は
嬉しくて 泣いている 今日の日へ


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