掃いて捨てるほどありふれたコトバでも伝えたくて
小さなあたしが埋められる少しの隙間だってあるから

星の数ほどの今を乗せ止まることなく回る世界
遠ざかって振り返ってそれでもまた
忘れてしまうということは進んでいるということかな
削れたって塞ぎ合って笑えるなら

たとえ話がきみと会って本当になった
ココロに触れた

遠回りでも辿り着くならきみが笑うなら
忘れてしまった1秒も無駄ではないでしょう
掃いて捨てるほどありふれたコトバでも伝えたくて
小さなあたしが埋められる少しの隙間だってあるから

この目をこらしても耳を澄ましても
今より向こうには届かないけれど
ココに居るときみが笑い そして ココに居るときみが泣くから
ずっと見てた夢のもっと向こう側へ

いつかそれさえも消えてしまうのならせめて今
この手やこの目やこの声やあたしのすべてで
確かめたくて触れていたくてただココに居たくて
2度とは戻れぬ時だから忘れてゆく今を歌うよ

ずっと


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