「少女は窓の向こうを見つめた
僕はその向こう側にいたんだ」
長い睫が美しかった
世の理に染まらぬ少女は
明日なんて無い事を知ってた
流れた雲がただ儚くて
悲しすぎる物語みたいな
現実を歩くのはとても辛いね
だから少女は窓を開けずに
きれいなものだけを求めたんだ
お婆ちゃんがよく聞かせてくれた
きれいなうたを君にあげるから
その睫が涙で濡れぬ様に
この星の下でうたってあげる
「I love you 君がいるから
I love you 僕は生まれた」
この星に
君の為に
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