手を繋いだ少女が死に
幾つの日が過ぎたろう?
晴れた朝に少女と二人
夢紡ぎに歩いたのに
僕は一人立ち止まり
君の歌を探します
街から街へ道化の旅を
かすれた声で届けます
君が居ない旅路の果てに
僕の声は木霊して
あの日二人で唄った歌を
月が照らすあの丘の上で
たとえこの世が滅びても
今日と言う日は確かにあった
たとえこの身が滅びても
君と僕は確かに生きた
また会えるかな?
雪降る街で男は倒れ
静かに息を引き取った
通り過ぎる子供達は
道化の夢を待ちわびて
たとえこの世が終わっても
君が生きたそれだけでいい
たとえこの身が終わっても
君に会えたそれだけでいい
また会えるかな?
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