まるいビー玉のような 雲が胸を翔けている
青空に落ちてゆく 夢で目が覚めた

少し早い夏の訪れに気付いて
今を忘れ夢中で自転車を漕いだ
ずっとずっと終わらないと思っていた
それはまるで 5時のチャイムの寂しさのよう

まるいビー玉のような 雲が胸を翔けている
青空に落ちてゆく 夢で目が覚めた
遠い、遠い明日まで 届きそうな気がしてさ
今日だけはズル休み 空を翔けてゆく

いつか終わる長い坂道の途中で
壊れている右のブレーキを そっと握った

破ってしまったままの 誰も知らないあの日の約束
胸の奥をチクッとさせる

まるいビー玉のような 雲が胸を翔けている
青空に落ちてゆく 夢で目が覚めた
深い、深い空まで 潜れそうな気がしてさ
呼吸すらも忘れて 空を翔けてゆく
やっと目が覚めた


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