今、なぜ僕は この位置を愛せないのだろう

例えば憧憬塔
或いは焦燥線

悲しみに隆起した残像を
崩す指先
キーを叩いている モニタに対峙して

まさに僕が死んで 消える時
誰かに 僕は焼きついていたい

痛みを昇華した水蒸気 血液を溶かす
今を嘆いている 鏡を凝視して

やはり色はまるで伝わらなくて 彼方に描いて

僕はなぜここにいる
神が僕を突き刺して
息を止めるのもまた
浅はかな慰み

ここに影もなく
ひたすら声張り上げて
ああ、そうだ
きっと解っていたこと
僕の中で 啼く

今、なぜ僕は この位置を愛せないのだろう
歩行速度をあげて 見据えた憧憬塔

僕は今ここにいる
神はいつか突き刺すから
今は屑と呼ばれても
描き続ければいい、だろう?


 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   シアロアへのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴