君の眼に映る僕を、僕は知れない。
そう、だから、君に会うのは、自分と会うみたい。
僕の眼に映る君を、君は知れない。
ねぇ、だから、いつだって、僕だって、君だって、
そう変わりはない。

いろんな声が広がる、この街にさ、
君の声が聞こえてくる。
出会う人は、その声かえす鏡のように。
だから、僕はうたえる、うたえるから…。

ラ、ラ、ラ…君ん中、大きい声で、ラ、ラ、ラ…
君が鳴らした声で、
ラ、ラ、ラ…君ん中、大きい声で、ラ、ラ、ラ…
その中に、その奥に…。

誰にだって、光と影、あるはずなら、
陽が落ちた瞬間に、ねぇ、優しさ、ねぇ、落とさぬように…。

ねぇ、だから…ねぇ、だから…、
僕だって、君だって、そう、代わりはいない。

いろんな声が広がる、この街にさ、
君の声が聞こえてくる。
出会う人は、その声かえす鏡のように。
だから、僕はうたえる、うたえる…。

すさんだ奴がはびこる、この街にさ、
君の声が聞こえてくる。
祈りにも似て否なる話題を持って、
懲りず、君に届ける、届けるから…。

ラ、ラ、ラ…君ん中、大きい声で、ラ、ラ、ラ…
君が覚ました声で、
ラ、ラ、ラ…君ん中、大きい声で、ラ、ラ、ラ…
その中だ、ラ、ラ、ラ…、

その中に、その奥に…。


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