恋するために生まれ変わる 君が今 惑わせる

熱い日差しに羽を休める
他人行儀の海辺の天使
ドラスティックな素肌に謎めく
甘い予感が男を溶かす

街でくたびれたガラスの靴を脱いだら
灼けた肌の上に
悪女のドレスを纏うの

太陽さえも手を出せない
素足の君は眩し過ぎて
恋するために生まれ変わる
まなざしが惑わせる

サインひとつの手軽な恋も
ワイン片手の彼女次第さ
主導権など奪えるわけない
揺れる胸元逆らえるなら

きっと誰かに心を許して
つらい夜明けを迎えたんだね
期待見透かす冷やかな視線は
待ち惚けの仕返しなのか

指の隙間からこぼれる砂に飽きたら
愛をもてあそんで心の隙間を埋めるの?

太陽さえも手を出せない
素足の君は眩し過ぎて
恋するために生まれ変わる
まなざしが惑わせる

夏に揺らめいた悲しい恋の終わりを
すべて波に捨てて違う自分取戻したいの?

太陽さえも手を出せない
素足の君は眩し過ぎて
恋するために生まれ変わる
まなざしが惑わせる

「恋するだけじゃ傷つかない」
呟く君は何処に帰る
本当の君は何が欲しい?
夏はもう終わるのに


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