色の無い
夜空を
黒く塗り替えた
午前2時
空気中
伝う無色の雫
見慣れた
月さえ
黒く塗り替えて
清冽の音だけ残して
そして全て無になる

眠るこの羽廣げ
少しだけ輝いて
繋ぐ名も無き線と点が
きみにだけみえればそれだけでいい

意味の無い
言葉も
黒く塗り変えて
午前5時
地平線
透ける赤の波
暴れた
雲さえ
巧くすり抜けて
涙砂も粉々に
散って

色も無い
意味も無い
形すら脱いで
午前9時
呱々の声
響いて
全ては
無名の
存在に生まれ
記憶の重さ捨てて
そして宇宙(そら)に放つ

眠るこの羽廣げ
少しだけ輝いて
繋ぐ名も無き線と点が
君にだけ見えればいいの

眩し過ぎるこの世界を
少しだけ眠らせて
一つだけこの声を
きみにだけみえればそれだけでいい

眩し過ぎるこの世界を
少しだけ眠らせて…


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