悲しい悲しいお話の続きさ
いつでも君を見守っているからね

茜色した空 見上げれば歌のよう
うつむいて歩いてる君を想う
ぜひまた来なさいと 影ある微笑みや
もう二度と来ないでと まっすぐな人がいる

勇気を出せば 虚勢と読まれ
劣等感を知る 午後の歌

悲しい悲しいお話の続きさ
いつでも君を見守っているからね
それでも心が明日を恨むなら
そっと耳を澄ましてごらん
茜空

レジをうつあの娘が 目をそらすリアリティ
愛嬌者が見せた 振り向きざまの悪魔

かざした手と手を思い出すたび
切り離されてく 「僕」と「自分」

悲しい悲しいお話の続きは
「いまでも君を見守っているからね」
いつでも君がとなりで笑ってるような
いつでも君がどこかで泣いてるような

それでも心は明日を恨むだろう
そっと見上げてごらんよ いま
茜空


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