「悲しい言葉や ため息は要らない」
そう吐き捨て 飛び出した秋空の下
太陽が雲間から俺を 睨んでいるのさ

こんな時に冷たい風か 頭をよぎるのはいつも君の顔
乾いたコンクリートの上 疲れ果て座り込む

相変わらずのまま 見上げている
描かれた 素晴らしい日々
青い鳥が飛んだ空の向こう 鳴きながら消えていった

1時間、2時間過ぎては 移り変わってゆくこの空
騒めいていた街も 静まり返っていた

また重い腰上げ歩き出す きっとそういう事なんだろう
僕はずっとずっと歩くだけ「サヨナラ」を繰り返して
その先に果てに何がある そんな事は分からないや
青い鳥を追って空の向こう 笑ったり泣いたりするんだろう

明日の風に吹かれて 僕はまた歩き出すのさ


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