そして僕はあなたのベッドに横たわり
いつの間にかあなたは絨毯で眠ってる
でもほら あなたの寝言と話していたら
僕の声があなたの声に変わっていく

そして僕はあなたの食事を見つめてる
真っ赤な穴に放り込まれる肉の断片
でもほら あなたが無心に喰べているものは
僕の小指と薬指の腸詰

そして僕はこの部屋からいなくなった

趣味のいい家具と白い壁
数冊の雑誌とキッチン
休日には猫の世話をして
そんな方法で生きているあなた
日当たりのいいこの部屋で

でもほら 胃袋で僕は大きくなって
あなたはあなたの皮をかむった僕になる

そして僕はこの場所からいなくなった

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