夜の帳が胡乱に垂れる頃
笑止道化は仮面を脱ぎ捨てる
背徳の時 隠匿の罪
橋桁の下 刹那の夢を見る

嘘の言葉も妄りに
そして始まる 痴人の愛

街の焔に彷徨う人の群れ
我身孤独の愉悦に震わせる
喧騒の奥 頽廃の隅
隧道の中 秘密の部屋が待つ

夜の化粧も淫らに
やがて始まる 痴人の愛

あなたの前を私が吹き抜ける
私の指をあなたが擦り抜ける
一陣の風 一握の砂
混じることなく虚空へ消えて行く

絹の褥も痴かに
果てぬ愛撫が始まる
悪の薫りも仄かに
果ても終わらぬ 痴人の愛

愛しても愛しても 足りない
求めても求めても 虚しい
触れるほど触れるほど 冷たい
抱くほど抱くほど 哀しい

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