キャンパスの冬は いつも灰色で
ゆうべの争いの跡が 雨に流れる
どうしてあの娘は クラスにでてこない
あの時学生課で 見かけた以来

憧れてた 若き日々の
愛の暮し 春の陽射し 何も叶わす
独りきりでこの街 さまよえば
今日も人に流されて 襟を立てるだけ

故郷ではおふくろが 指折り数えては
僕が卒業する日を 待ってるだろう
どこか寂しげな 面影のあの娘に
もう二度と会えない そんな気がする

僅かばかりの故郷の仕送りも
使い果し 今日もバイト 夜の工場
独りきりじゃこの街 辛すぎる
せめてあの娘に伝えたい 君が好きだと
君が好きだと


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