パワーシャベルで削った 丘の上幾つもの
同じ様な小さな家 何処までも続くハイウェイ
彼らはそこを名付けた 希望ケ丘ニュータウン
赤茶けた太陽が 工業地帯の向こう沈んでく

俺はこの街で生まれ16年教科書を
かかえ手にしたものは ただの紙きれ
同じ様な服を着て 同じ様な夢を見て
瞳の中 少しずつ死を 運び込むような仕事に 追われてる

今夜誰もが夢見ている いつの日にか
この街から 出て行くことを

扉をひとつ閉ざす度 窓をひとつ開けておく
夢と挫折の中を 人はさまよってる
それが彼らのやり方 だけど 人の心まで
積み重ねてロッカーの中 ファイルすることなんか出来ないさ

今夜誰もが夢見ている いつの日にか
この街から 出て行くことを

彼女は昼間オフィス・レディ まるでエンジェル
でも土曜の夜は 着飾り踊るよディスコ
真夜中ひとり 帰り道の暗がり
誰かがナイフを光らせ 彼女の背に
No No No No No

今夜誰もが夢見ている いつの日にか
この街から 出て行くことを

今夜誰もが夢見ている いつの日にか
この街から 出て行くことを


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