昨夜 届いた 君からの招待状
朗報なはずなのに 素直に喜べない

君の名前の隣に記された
僕の知らない君が愛した人の名前

何度も 違う恋に 触れても 君を超えなくて
葉書の 裏 二択の左に ◯をつけた

距離が近づいて 赤らめた顔さえ 君に隠し通した 卒業してもずっと

君の涙は 僕のチャンスなのに
気の無いふりで抱きしめるしか 出来なかった

気がない事は知ってた これからもそんな気がした
「幸せ 心からおめでとう」 文字を添えた

何度も 違う恋に 触れても 君を超えなくて
その度 君を遠ざけてきた日々
「どうして別れたの?」なんて
理由は君に言えなくて
葉書の 裏 二択の左の ◯...

消した

やっぱり 君に逢いたい 言葉で 君に伝えたい
誰より君の幸せ願い 「おめでとう」


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