力ずくで抱いた 見下すような目だった
今でもそう 覚えてる ひどく苦い後味
煙の染みついた 窓も希望も無い部屋
痩せた肩 言葉無く 隅に腰掛けて

ただ触れ合った 誤摩化し合った
特に何もない 時間をこなして
孤独を知った 熱病の後遺症に
うなされて 夜がさざめく

ターミナル 辺りが
埋め尽くされてゆく 朝
白けた無情の空を駆け巡るカモメ

どこからここまで これからどこかへ
ぞれぞれの秘密 宿して向かった
何が待つのだろう 誰が待つのだろう
光の筋が描きだす抽象画

それらしい事言って 靴の裏見てみな
きれいだろうピンク色の 皮肉がこびりついて
あんたの歩んできた 誇らしげな道を
横切った 少女達は真顔で過ぎ去る

昨日は勝者 一昨日は敗者
駒を並べて 賽を振った死神
明日はもしかすれば我が身かも
喜びも悲しみも 肩寄せ抱き合う

ターミナル 深いな
果てしなく潜り込んだ
思惑 欲望 全てが交わる森で

きっと 解らないんだ
答えはずっと 出せないままさ
俺が君を掴めないように

どこからここまで これからどこかへ
ぞれぞれの秘密 宿して向かった
何が待つのだろう 誰が待つのだろう
光の筋が描きだす抽象画


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