銀色のピストルで
まなざしを撃ちぬいた
憧れが ただとびちった

唇が狂いだし
さみしさを切り刻む
いましめにまた舌を噛む

愛しているよと言っても
愛はこわれるの
なにもできないままで
きみは泣くくせに

わけもなく抱く女
みそこなうぼくまでが
誰なのかまだわからない

愛されながらもいつか
なにを疑うの
ひとり許せもしない
罪におびえてる

愛しているよと言っても
愛はこわれるの
逃げることさえできず
わざと傷ついて

なにもできないままで
きみは泣くくせに


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