たとえひとの目に愚かに見えても
思いきり気障な人生をおくりたい

あなたはぼくを 愛する資格がない
あなたの心に洒落っけがない

あんなに粋な女に 見えたのに
いつしか只の女になって行く

あなたもぼくをしばりたいのか
たったひとりの男にしたいのか

いやだよ そんな 面白くもない
毎日同じ服着ているみたい

蝶々は空をとんでる時が蝶々さ
カゴに入れたら只の虫なんだよ

アアア ……
アアア ……

やさしくなけりゃ生きてる資格がない
悲しみしらなきゃ よろこびもない

あなたは気障を悪いというけれど
心に気障をなくしちゃつら過ぎる

毎日嘘でかためたいのか
愛を汚してくらしてみたいのか

いやだよ そんな 見てくればかりの
しあわせなんか 悪酔いしそうだよ

お酒は酔うと思える時がお酒さ
酔ってしまえば いやな毒なんだよ

アアア ……
アアア ……


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