金星とタワーライト 交じる黄昏の時刻
いつものスクランブル 君は気がついた

サカナの群れをはさんで まなざしを交差させて
そのままいつもどおり すれちがうはず

触れずに話さずに ときめくこの瞬間(とき)を
ポケットに隠すよな 密(ひそ)かさがいいのに

今 君のくちびるは動いて 何かを伝えようとしている
涼やかに瞳は輝いて ふたつの宇宙が出会いそうさ
街のノイズ ふっと途切れ 時が止まる
立ちつくす ただふたり

君は今日も素敵だね まっすぐな髪なびかせ
煙るようなジャスミン 匂い立たせてる

使い捨ての街で 見つけた永遠さ
終わるのが辛いなら はじまりはいらない

今 君は静かに微笑んで つつましく宇宙は満ち足りて
それからふたりはすれちがうよ まるで何もなかったように
光る石をそっとしまう 夕暮れ時
恋なんて 呼ばないよ
恋なんて 呼ばないよ


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