甘美な ガラスの涙 幻想カタルシス
罪と罰が 愛と嘘が 時計が止まるように零れてゆく

夜明け前 耳をかすめる 一瞬の永遠は
美しく 残酷に夢殺す
雲のように 幻のように 消えてゆく… 消えないで…
愛しさと 絶望が甘く乱れて

終わりなき歌の 終わりへ
呼吸を止めたまま…

甘美な ガラスの涙 幻想カタルシス
抱き締めても 抱き締めても 君の真実に届かない
触れ合う 唇さえも 儚き夏の夢
罪と罰が 愛と嘘が 時計が止まるように零れてゆく

太陽が 水平線に 溶け合って水になり
今 僕の胸にそっと染み込む

終わりなき歌の 向こうへ
目蓋を閉じたまま…

季節が 僕を連れ去り 果てなき哀しみへ
砂漠に咲く 花のように 憂いと孤独を湛えて
途切れた 恋の魔法は 儚き夏の夢
罪と罰が 愛と嘘が 時計が止まるように零れてゆく

甘美な ガラスの涙 幻想カタルシス
抱き締めても 抱き締めても 届かないけど信じたい
もう一度 君を奪って 奏でよう夏の夢
罪も罰も 愛も嘘も 幻想さえも今 刻みつけて


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