あぁ 燻る想いが
君の足に絡まり
いつまで経っても昨日に縛り付けていた

みんな雨に濡れても
ちゃんと前を向いているよ
明日には今より少し進んでいるんだろう

季節が巡り気付けば誰もが君を
置き去りにしていく
そんな日が来たときに
一つ思い出してほしい事

胸の奥でいつも君を泣かすそれは
大事なモノだよ
時には痛いけど
悲しい想いもきっと
笑顔が咲く土となろう
そうさ いつか君がまた歩きだすため
流れる涙が君の強さを作る

こんな想いを僕が歌っていたことを
思い出してくれ

あぁ 人類の平和を願うための歌など
結局誰も救えないってことにやっと気付いた

だったらせめて
君の半径3キロに向けて
歌ってみたいよ
そんな風に思えたら
止まないはずの雨が少しだけ
治まってきたような
もしかしたらもう明日は晴れるかな

涙を流せる自分で居たい僕は
涙を流してた君と居たかったけど

今できることは
歌うことだけ

だから

胸の奥でいつも君を泣かすそれは
大事なモノだよ
笑顔すら作るモノ
悲しい想いは全部
涙が過去に変えるだろう
そしていつか君がまた立ち上がるとき
見渡す世界は
きっと少し違ってる

こんな祈りをいつまでも
ずっと遠くの君に歌い続けるから
どうか届いてくれ


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