パズルの様に並べてる
幾つもの写真に浮かぶのは
羽の生えてる馬の骸骨
草原を走ってるのと 空を飛ぶのと
どっちが幸せかなんて 大した事じゃない

ペガサスにつきまとってる あの娘は星座で
あまりに暗くて遠くて 目印にはならない
夜空と地上の間で ぼんやり眺めてた
街の灯りが まるで銀河に見えてた

瞬く光の数が抱える想い

眩しすぎる一瞬のフィラメント
果てる瞬間 輝いている
煙りを上げる一瞬のフィラメント
匂いだけを置き去りにして

ひねくれた性癖を持ってる ヒゲは友達で
「何にも縛られるな」って 俺を諭すのさ
政治とセックスを 彼氏といつも語るけど
純真な眼差しで 刹那に生きてる

二丁目の角のカフェにいる 恋してる老人
パスタとワインとあの娘を じっと眺めてる
灰色の帽子の影から こぼれる笑顔は
死ぬことを気にしない 星の輝きに似た

瞬く光の数が抱える涙

眩しすぎる一瞬のフィラメント
果てる瞬間 輝いている
煙りを上げる一瞬のフィラメント
匂いだけを置き去りにして

瞬く光の数が抱える想い

眩しすぎる一瞬のフィラメント
果てる瞬間 輝いている
煙りを上げる一瞬のフィラメント
匂いだけを置き去りにして
フィラメント フィラメント


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