メメント・モリ/「百花繚乱-好色狂女-」

「所詮、私は迷子の花一匁」

メメント・モリ


word: music: 椿

『「百花繚乱-好色狂女-」』収録

  • 0
  • 0
  • 「なさけなくて…ごめんなさい」
    「みすぼらしくて…ごめんなさい」
    「みっともなくて…ごめんなさい」
    「こんな私を…買ってください」

    お天道様には影曇り
    御縁と吠えるは黒犬よ
    (吠え)…くはえてら
    ギョロ目に映るは傷少女
    小父様小母様切った
    横目で睨まれやれ御断り
    (耳鳴り)…鳴くネズミ
    売るモノなければ此の身売る

    迷ひ子の花 花売り少女 孤児の私を買って頂戴

    流れ流れてこんな小屋にて扱かれる日々で
    「所詮、私の価値は芸だけ」と教えられました

    お板に血が付きゃ大鼬
    生き血を吸います蛇女
    (どよめき)…二面相
    首だけ いずこへ 轆轤首

    親方さんに「芸が悪い」と撥で打たれて…空見上げて

    生かされてます 生きたくもない 死にたくもない「花一匁」
    あの子が欲しい 買ってうれしい 値切られてくやしい「花一匁」

    言葉巧みなタンカ聞こえて舞台に上がって
    手慣れた手付きで悲鳴浴びては“孤独”で…

    遠く眺めて“嗚呼、城下町”此処が居場所です
    「“人はなぜ他人の不幸と自分比べるのでしょう”」

     ROCK LYRICをフォローする!

    フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

    歌詞リンクURL  ⇒

    ※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

       「百花繚乱-好色狂女-」へのコメント

    まだコメントはありません
      歌詞閲覧履歴