あぁ、この世界の中でまた誰か消えて
光りの芽咲かす事さえ出来ずに
あぁ、今日も眠れぬ夜が訪れ
ボクは今生きる悲しみを知った…

どれだけまた傷付けば良いの?
痛みも悲しみも涙ももう要らないのに
それでもまた声を押し殺し
泣き崩れた朝が明ければそこに…

さぁ、その最後の力で折れた翼はためかせて
架ける虹を身に纏って倫の華もう一度咲かせてよ

ねぇ、どうして人は傷つけ合うの?
もとはみんな兄弟だったはずなのにね
あぁ、生け贄(ぎせい)を謳いその手をかけて
君はその先に何を見い出だすのか?

生きとし生けるものの全てが
呼吸をして 意味を持って 今を生きるから
これ以上その血を流さないで
殺める事の無意味さに気付いて

愛する者失い 残されし者は言う
「私の変わりにあの子を返してください…」

さぁ、その最後の力で折れた翼はためかせて
架ける虹を身に纏って倫の華もう一度咲かせてよ

君と僕がこの地に生まれ 同じ時を共にするのは
争う為にいるんじゃなく 平和(あい)の蕾共に咲かすように

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