明るい未来 知らない未来
くれてやるなんて言わなきゃよかったな
震えるくらい もどかしい午後

強がる僕が 何をしても
描いたように1ミリも崩れない
乾いた笑い顔 眩しいよ

なんて言い放って四十五度
斜めの僕は連れ去りたい
傾斜はずっと四十五度
淡い期待は空の向こう

言えない 触れたいなんて言えない
目線 交わるたびに
隣で僕の 足取りはふらついてる

癒えない どうやったって癒えない
傷をつけてあげるから
そのままずっと
いつまでだってそばにいて

コースター 雫をひとつ吸い込んで
我が物顔
どうして 不安そうな顔は
絶妙なタイミング

だけど振り返った四十五度
やがて季節は巡るけど
風が運んだ四十五度
雨のかかったその頬に

ちょっと触ってみたいだけ

言えない 触れたいなんて言えない
目線がそれる時に
隣で君は いつも通りすました顔

癒えない どうやったって癒えない
傷をつけてくれるなら
このままずっと
いつまでもここにいるよ

知らない世界に迷い込んでどれくらい
時が経てばこの思いは 許されるのかな

言えない このままなんて言えない
肩が触れるたびに 昨日と今日の境界線が揺らいでる
癒えない どうやったって癒えない
傷をつけてくれたね
知らないだなんて誤魔化せる
理由はないけどいつか

巡り会えるから


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