一人斬りのクリ××ス

目覚まし時計よりも早く目覚めた朝
夜露と溜息で曇った窓を指で擦った

透き通ったラクガキの向こう　今日も外は雨…
きっと今夜ならアノ人に告白そうな気がしたのに…

何度も何度も忘れようと思った　一人斬り、一人きり
悔やんで泣いて悶えた夜を越えて　もう　解かったの
「あなたを愛しているの」

Silent naight & Holy night　今宵限定の魔法をかけるわ
さりげなく　あのほろ苦い初恋の気持ち、今、思い出した

「どうしても伝えたいコトバがあります　P.M6:00に…」
一人で赤面して送信れないメール

何度も何度も、失うのが恐くて　気の無い素振りで
あなたの恋愛相談もう聞きたくないから　　

12月24日　一線を越えたい
大通りのケヤキ並木に 冬に咲く何万もの電球
点灯式の瞬間、目の前の恋人達はさらに強く寄り添った

あなたからの返事はまだ来ないケレド、雨は雪へと変わったみたい
あなた以外の人には触れさせないと決めた…
「一人斬りのク×××ス」