赤い靴 転んだ
其れは昼下がり 午後 皮肉に晴れ
道行く人は誰もが知らん顔
足元に咲く花は散りました
透けてゆく 透明
人に好かれたいと願いながら
人を避ける生き方選んだ
誰にも嫌われたくはないなら
自分が知られなければいいさ
誰も見てないみたい 誰もね 嗚呼
息止めてみて そしたら苦しくて
ささやかながら安心しました
何からも汚されないさ
ひとりだけ ひとりぼっち
それすら気付かれぬほうが
怖いこと気付きました
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