鋼鉄のMACHIKO～惑星マンダラ戒律地獄篇～

この惑星でただ一人　きっとマチコは異星人
鋼鉄でできた少女　今日も地獄の街に出る　

信仰の安堵と背信の恐怖に　群れる軟い肉の人々は
画一化された　まるで宗教画の連続性

あぁこの街そのものが生けるマンダラ
突きつけられる　この星の真理

「万人受けのラブソング　それじゃアタイのハートは動かない」

変わらない　染まらない　このままでずっと
流されない私はずっと　傷つかぬ鋼鉄の心を持って
きっとどこでだって　一人だって生きれるよ

だけど　ただそれだけで戒律を犯していて
この星で　孤独とゆう罰を受け続ける

この星じゃあアタシの心はいつも　アンテナ無しの圏外で
絶望…誰も届かぬ　孤独の地獄
でも　たまに声が聞こえる
街角　空から流れ込む　ありきたりな歌が
うっかり心に刺ささっちまって　涙が出そうになる　だけど…

あぁ誰にも傷つけることなんてできないよ
私とは住む世界が違うの

「「普通」「常識」「あたりまえ」
　生まれる前に誰かが作ってただけで
　皆で「おんなじ」　宗教か!?」

変われない　染まれない　どうしてもずっと
流れられぬ私だから　傷ついた鋼鉄の心を持って
気高く　ずっと　一人ぼっちで生きるよ

世界中探しても　居場所なんて無いのかな?
ふと空を見上げたら　一人じゃない気がしたんだ
大丈夫　平気さ　何も降っちゃこないけど
同じ空見上げてる誰かが　どこかにきっといる。