小さなまだ青い果実のような
一粒の純粋噛み 空はまた この目見る

苦くて酸っぱくて悔しさ何度だって 目一杯ほおばった

不安が追いかけてきて僕をもてあそぶんだ
胸を吹き抜けた風 振り向いた日々

たったひとりの世界の中心
わかったつもり演じて 端っこ探す
ずっと変わらず信じてた「強がり」
夜の向こう いつか誰かを導く 風となれ

甘ったるいだけ flavor 優しさ
味っけない happy end そんなもん興味はない

報われない努力があるなら
それは努力と言えないのかもしれない

うまくいかない事ばかりだとわかってて
それでも信じたいと願えば願うほど眩しい

たったひとりの世界の中心
夜明けを待たずこの目を塞ごうとする
きっと未来も果て無き旅の途中
もう少し遠くまで行こう
風を求め

ふいに零した 青い涙を拾い君は
苦くたって 透明な言葉で悪くないよ君らしいって
私達らしいって笑ってくれた

手を握る少し小さな手が
胸を吹き荒れる風 すっと溶かす
きっとひとりじゃ自分にはなれない
知らなかった君のための臆病 勇気を

たったふたりの世界の中心
隅っこばかり探してた僕はもういない
ずっと変わらず信じてた「強がり」
夜の向こう いつか誰かを導く 風となれ


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